不動産賃貸業、土地開発事業を手掛ける都丸総合建物(前橋市天川町、都丸資生社長)は高崎市芝塚町の飲食店(五万石)の跡地とその周辺を取得し、賃貸マンション「あさひグランレジデンシア高崎Ⅰ・Ⅱ」2棟の建設を行っている。近年・・・続きはこちらから
高崎市内に分譲マンション建設の波が起こっている中、同社は賃貸としての運営を行っていく。
設計は一級建築事務所 UA(川崎市宮前区、押尾章治代表)。施工は第一工業(伊勢崎市西小保方町、城田孝雄社長)が担う。
ラグジュアリーな賃貸マンションで、ホテルのような住まいをコンセプトに、共用のエントランス、屋内の廊下など上質なホテルライク仕様として、単身者からファミリーまで幅広い層へ対応する設計とセキュリティーを併せ持つ賃貸マンションとなっている。
Ⅰ棟、Ⅱ棟共に地上7階建で総敷地面積は2450平方メートルで敷地内に駐車場を配置。Ⅰ棟は延べ床面積2980平方メートルで1階の192平方メートルはテナントおよび事務所として貸し出す。1LDKが12室、1SLDKが23室、2LDKが12室。
Ⅱ棟の延べ床面積は1110平方メートルで1階を屋内駐車場とし、2階から7階は、1K18室、1LDK6室、1SLDK6室の住居となる。
飲食店跡地の建設地の様子
同社が高崎駅東口付近に建設を選んだ理由は、首都圏への利便性が良いことから、首都圏で活躍する人たちが群馬での地域戦略の拠点として互いの文化を往来させて、群馬の活性化につなげることとしている。
立地や建物仕様の観点から法人契約も多く見込まれそうだ。
同社の都丸明宣専務は「県内では都内のような高級賃貸マンションがまだ少ないので、そういった雰囲気のものを作り、希少価値を出したい。北関東の中でも伸びている高崎市の成長とリンクさせたい」と話している。